床矯正床矯正

お子様の歯を抜かない床矯正について

床矯正ってなに?

床矯正とは取り外し可能な装置を夜寝ている時やお家にいる時につけてもらい、お子さまの成長を利用して顎を広げたり、顎の成長を促進し歯をキレイに並べる治療法です。 一般的なワイヤー固定式の矯正はアメリカで主流の方法ですが、「床矯正」はヨーロッパで発達してきた矯正方法です。

床矯正治療の流れ

  1. ①無料カウンセリング
  2. ②診断用模型の歯型取り、レントゲン撮影
  3. ③治療計画、費用の説明
  4. ④MFTトレーニング
  5. ⑤装置装着、治療開始
  6. ⑥定期検査、調整(月1回程度)

床矯正には“ネジ”が組み込まれており、そのネジを回して広げることでプラスチックでできたところが広がります。 それによって顎が広がったり、歯を前に押したり、後ろに下げたりする仕組みになっています。

顎の成長のピークの時期を利用することができる、5歳、6歳、7歳の時期が床矯正を始めるのに一番いい時期です。 9歳までのお子様であれば骨の成長する力を利用して「顎が小さくてガタガタした歯」「上の歯が出てる」「下の歯が出てる」などの様々なケースを早期に治療することが出来ます。 5~9歳の時期の歯並びの多くの問題は顎の骨の成長不足によって、歯が並ばなかったり、上下の顎どちらかの成長不足による出っ歯や受け口の問題です。

床矯正治療は大人の人にしてもなかなか骨が広がりません。 あくまで骨が成長できるこの時期だからこそできる治療法です。 大人なってしまうと成長が止まりスペースを確保できないため、大人の歯を抜いてスペースを作る一般的な成人の矯正治療の適応になります。

なぜ歯並びが悪くなったのか?

装置を入れた図
床矯正治療は床矯正を使った治療とともに歯が悪くなった原因となるクセ・食事・生活習慣も改善・指導していきます。 歯並びは舌・口唇の位置、動きが正しくなかったり普段から口呼吸だったりすると乱れてくる場合があります。 その原因を改善するため、違った舌・口唇、呼吸の機能を正しく再学習する為の練習(MFT)を行います。

床矯正の特徴

メリット デメリット
●基本的に歯を抜かずに矯正できる ●装置の取り外しが自分でできる ●あごが成長中の子どもに最適・経済的 ●取り外しが出来るので使わないと効果がでない ●装置は喋りづらかったり、違和感がある
治療期間 平均1~3年
治療の特徴 並びを整えるだけでなく、土台となるあごを広げ、噛む訓練により顔全体が正常な機能を取り戻す
大倉歯科医院では矯正治療の無料相談を行っています。まずはお気軽にご相談ください。 大倉歯科医院は床矯正研究会の会員です。 床矯正研究会より