小児歯科
大倉歯科医院の小児歯科の考え
当院では子供の成長に合わせて、治療を進めていきます。
泣き叫ぶ子供を押さえつけても、最良な治療を行うことはできません。 それどころか虫歯を削ろうとして口の中を傷つける危険すらあります。 「こんな治療は始めからするべきではない」と考えています。
そのため当院では
“一人で治療イスに座る” “大きく口を開けられる”
まず歯医者に慣れる練習から始めています。
当院の取り組み
- ●お子様の歯の治療への“不安”を取り去る
- ●歯医者の水と風が出る機械、鏡などの器具に触れてもらう
- ●歯の治療は“自分のため”であることを理解してもらう
- ●そして「子どもの勇敢さをみんなでほめてあげましょう!」 上手に治療が出来たお子様にはお土産をあげています。 これも歯医者に嫌なイメージを持たず、通いたいと思ってもらうためです。 それにはご家族のご理解、ご協力が必要です
- ●子どもの前で歯科治療にまつわる不快な話はしないで下さい
- ●治療の予約は眠気のある時間帯を避けて下さい
- ●治療の前に“歯磨き”と“トイレ”を済ませて下さい
虫歯予防のため処置
当院では虫歯予防の処置として
- ①歯を強くするフッ素塗布
- ②虫歯になりにくくする歯磨き指導
- ③虫歯を防ぐシーラント
-
1フッ素塗布
フッ素ってなに? フッ素には唾液中に含まれるミネラルの沈着を促進し、 再石灰化を助ける作用と、歯の質を強化し、 酸から歯を溶けにくくする作用があります。 アイルランドやアメリカでは虫歯予防のため水道水へのフッ素添加が 実施されております。 しかし、日本ではまだ実現できていないのが現状です。 そこで、歯の表面に定期的にフッ素を塗ることにより、 むし歯菌に溶けにくい強い歯にすることが出来ます。 フッ素塗布前には浸透をよくするため、クリーニングをおこないます。 塗布後は30分の飲食を控えていただいております。 -
2歯磨き指導
歯ブラシの持ち方・動かし方、力の入れ具合‥など ブラッシング指導いたします。 仕上げ磨きが必要なときは保護者の方にも一緒に練習していただきます。 お家での歯磨き状態をチェックするために磨き残し(プラーク)の 染め出しも行います。 -
3シーラント
シーラントってなに? 奥歯の溝をフッ素入りの材料で埋めることでその溝から広がるむし歯を防ぐことです。
生えたての歯は未熟で、特に奥歯は溝が複雑なため、汚れが溜まりやすく、むし歯になりやすいです。 シーラントにはそれぞれ適した時期があります。 歯の生え変わりは個人差がありますが目安までにご紹介します。
4歳〜5歳 乳歯 6歳 6歳臼歯 9歳〜12歳 その後生えてくる永久歯 歯の溝からむし歯になりやすい
シーラントでむし歯予防