噛み合わせ治療
噛み合わせ治療は全身に影響を与えます
噛み合わせは、単に食事をする際の機能だけでなく、全身の健康に大きな影響を与えます。
噛み合わせが悪いと、顎や顔の筋肉、関節に負担がかかり、肩こりや頭痛、さらには姿勢の悪化や全身の痛みへとつながることもあります。
そのため、噛み合わせ治療は口の中だけでなく、全身の健康を支える重要な治療の一つです。
大倉歯科医院では、噛み合わせの問題に対する治療を通じて、患者様の生活の質を向上させることを目指しています。
噛み合わせのズレや不具合は、単なる一時的な問題ではなく、時間が経つにつれて深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。
当院では、スプリント療法や全顎治療を用いて、噛み合わせのバランスを整え、快適な日常生活をサポートします。
噛み合わせ治療の流れ
噛み合わせ治療は、まず詳しい診査・診断から始まります。
お口の中の状態を確認し、噛み合わせのズレや噛み合わせの力のかかり方などを評価します。
次に、患者様の症状やご要望に基づいて、最適な治療プランを提案いたします。

- 診察・カウンセリング
初めに、患者様のお悩みや症状を丁寧にヒアリングします。
例えば、肩こりや頭痛、顎の痛みなどがある場合、それが噛み合わせの問題に関連しているかを判断します。
さらに、噛み合わせの問題が他の病気や症状に関係しているか、全体的な診査を行います。 - 精密検査
噛み合わせの状態を詳しく把握するため、デジタルX線や口腔内カメラ、模型を使って顎の位置や噛み合わせの状態を確認します。
必要に応じて、CTを使用し、精密なデータを取得します。 - 治療プランの提案
検査結果をもとに、最適な治療法をご提案します。
当院では、日本臨床歯科補綴研修会(JCPDS)での豊富な経験を活かし、全顎治療をはじめとした包括的な治療を提供しています。
また、スプリント療法(オクルーザルスプリント)を用いた顎のリハビリや、マウスガードによるスポーツ時の歯の保護など、様々な治療方法を患者様に合わせて提供します。
スプリント療法について

スプリント療法は、顎関節や咬筋(かむ筋肉)の負担を軽減し、噛み合わせの不調を改善するための治療法です。
透明なマウスピース型の装置(スプリント)を装着し、顎の位置や咬み合わせを調整することで、痛みや違和感を軽減します。
スプリントは、夜間に装着して眠ることで、無意識にかけている顎や歯への過剰な力を抑え、長期的に症状を改善します。
スプリント療法の利点は、非侵襲的であり、痛みを伴う手術や歯の削除を必要としない点です。
さらに、装置は患者様に合わせて作られ、快適に装着できるように設計されています。
全顎治療の重要性

全顎治療は、顎全体のバランスを考慮した治療法です。
歯一本だけを治療するのではなく、噛み合わせ全体のバランスを整えることで、噛み合わせに関連する全身の不調を改善します。
特に、顎関節症や長期間の噛み合わせ不良による筋肉の緊張、頭痛や肩こりなどの症状に対して有効です。
全顎治療では、歯の高さや角度、顎の動きなどを詳細に分析し、最適な咬み合わせの状態を実現します。 当院では、経験豊富なスタッフが丁寧に治療を進め、患者様一人ひとりに最も適した治療計画を立てます。
機材を使用した精密な治療

大倉歯科医院では、噛み合わせ治療においても、精密な機器を活用しています。
マウスガードやオクルーザルスプリントなどの専用装置を使用し、咬み合わせの調整や治療を行います。
これにより、歯や顎にかかる負担を軽減し、より快適な生活をサポートします。
また、矯正装置を使用した噛み合わせの改善も行っております。 顎の成長や歯の動きを考慮しながら、患者様の自然な咬合状態を導き出します。 これにより、長期間にわたって持続可能な咬合状態を実現します。
こんな症状にお悩みの方へ

・顎の痛みや違和感
・頭痛や肩こり
・食べ物を噛む時に不快感を感じる
・顎の関節から音がする
・口を開け閉めするときに引っかかる感じがする
このような症状がある方は、噛み合わせの不調が原因である可能性があります。 当院では、噛み合わせの検査から治療まで、包括的にサポートいたします。

その不調は噛み合わせが原因かもしれません
大倉歯科医院では、噛み合わせ治療を通じて患者様の健康をトータルでサポートしています。 噛み合わせの問題は、放置すると全身の健康に悪影響を与えることがあります。
定期的な検診や治療を通じて、最適な噛み合わせを保ち、快適な生活を送りましょう。
当院では、スプリントや全顎治療をはじめ、さまざまな方法で患者様一人ひとりに合った治療を提供しています。
噛み合わせに関するお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
精密な診断を通じて、咬合(噛み合わせ)に問題がある場合、個別に対応した治療計画を立てます。
患者さま一人ひとりの咬合状態に合わせ、できるだけ歯を削らない治療法を採用し、全体的な口腔機能を重視します。